危ないと思ったことは実行しない?

今日たまたま妻との会話で「近所の子供の行動について」の話題が挙りました。妻曰く、

家のフェンスに見るからに危険な乗り方をしている子供がいたから、注意したんだけど、乗ってる本人は「大丈夫だよ〜」と言って全然聞いてくれない。結構強い口調で言っているのに。

このやり取りで色々考えてみたところ、言う事を聞く聞かない以前に、本人が本当に危険だと思う事は行動に移さないのでは?という仮説を考えてみました。すなわち反対に、行動を起こしている本人にとって、危険な事は起きないだろうと思っているのではないかというものです。

自動車運転でもよく言われる「〜だろう運転」のように、ある状況に対して危険な事は起きないだろうと思い込んでしまう現象に近いと思います。

こう考えてみると、子供でも大人でも同じなのかもしれません。物事に「危険」だと判定するのはいつも第三者であって、当事者が危険だとわかっていて行動をとるときは余程の目的/使命があるときぐらいなものじゃないかなと思っています。

従って、物事の危険を察知する為には誰かとのコミュニケーションが必要になってくるのではないかと考えます。他人からの意見で初めて気づく事が多々あるからです。もし、コミュニケーションを遮断して、ずっと一人で思い込んだままであると、本来危険であるものが危険だと感じなくなってしまいます。そうなると、本当にその危険が起きてしまった時に取り返しのつかない事になるでしょう。

あなたも誰かに「それって大丈夫?」と言われたときは、一度振り返って考えてみると良いかもしれません。さらにあなたの反応として「どういうところが危険だと感じた?」と逆に訪ねてみるのも良いでしょう。

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