月別アーカイブ: 3月 2018

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叱られ方研修より叱らない研修を

最近、Twitterのタイムラインを眺めていたら、WBSで特集していた「叱られ方研修」について物議を醸し出しているようだった。ちょうどTogetterで纏められていたので、一連のの反応はこちらを参照されたい。 新卒向けに『叱られ方研修』なるものが開催されている…『イマドキの新卒が早期離職するのを防ぐ』のが目的→様々な意見が集う さて、おそらく研修をさせた側の目的は、「今の新人はメンタルが弱いので、あらかじめ[叱られ方]の研修をする事で事前に耐性を身につけてほしい」ではないかと自分は推測している。上司と新入社員ともなると世代が異なるケースが多く、また最近の新入社員は「○○世代」と揶揄されて一種の...

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話術って如何わしい?

一般的な印象として、「話術」は何となく如何わしいと思われる傾向がある。確かに、初対面の間柄でお互いの事がわからない場合、いかにも「あなたの事分かっていますよ」的な空気で話してくるやり方なら、そう思われても仕方ないと思う。すなわち話術とは次の様な特徴がありそうだ。 良いように丸め込まれている 本当ではない事を本当の事のように言う 裏があると疑いたくなる 話術を適切に使うことは、コミュニケーションを円滑に進める上で重要である事をここに書いてみようと思う。できれば、コミュニケーションスキルに懐疑的な人達に読んで頂けたら幸いである。

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あなたは見えない刀を持っている

コミュニケーションを取る時に一番気を使う場面と言えば、「上司と部下とのコミュニケーション」だと思う。特に「部下から上司へ」のコミュニケーションはかなり厄介だろう。 しかし、この厄介さを放置してしまうと、部下が離職してしまうかも知れない。事実、部下の離職理由のトップに必ず「上司とのコミュニケーション」が入っている事が、それを物語っていると思う。部下はそれなりにコミュニケーション能力を磨きながら、上司とのコミュニケーションに臨んでいる筈なのに、なかなか上手くいかない。実は「上司の方が原因じゃ無いか?」と思いたくても、それを言う事が出来ない、上司はそれに気がつかない。そんなジレンマが日々起きていると...

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「コミュニケーションは大事」の先にあるものは

色々な場面において、「コミュニケーションは大事」という言葉が使われると思うが、その先の「ではどうすべきか?」まで言ってくれた人は居ない。例えば、反省会や振り返り会を開いて、コミュニケーションに関する反省点を挙げさせると、「だから、報連相をもっと増やそう」という短絡的な結論が出やすい。しかし、何かしらのルールを設けたとしても、それが継続的に運用しているところは残念ながら少ないと思われる。 なぜ、どこもかしこもこんな事が日常的に起きているのだろうか? それは「コミュニケーション」に関する知識が周知されていないからだと自分は思うわけである。すなわち、 コミュニケーションは「スキル」である 嘘を付く事...